碧空の岸辺に咲く想い
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ドールといいます、宜しくお願い致します
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2004年 11月 20日 ( 5 )
あなたの姿を待っている



本当に?
私を探してくれる?

そうね
探して欲しかったから
だから手紙を置いてきたのよ

その記憶の森へと
私は帰っていったの
一人で帰っていったのよ

あなたが追いかけてくれると信じて

ええまだ大丈夫間に合うわ
今すぐ眠りに落ちて
私を掴まえにきて
私は静かに待っている

深い深い森の底で

あなたのくれた
絵本のページを繰りながら
時々顔を上げて
森の入り口に目を向けて

あなたの姿を探すのよ



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by Doels | 2004-11-20 23:51 | 花哀歌
わたしの影はあなた



そうねそうだわね
あなたはわたしを見つけてくれた
わたしが裸で踊っているのを
あなたはそっと見つめていたのね

そうよそうだわね
わたしは時々そんなふうに戯れるの
夜風に身体を任せて
薄闇に抱かれて

ほらこんなふうに
くるくるくるくる
踊り回っているのよ

白々と輝く月に照らされ
わたしの影があなたに重なり
あなたはわたしに重なった

そうよそうなの
あなたはもう逃れられないわ
わたしからはもう

あなたはわたしの影になる
愛しいわたしの影になる
ずっとずっと抱き締めていて

影はそれが許される

ああ
あなたの吐息を聴いてるわ
深い吐息を感じてる



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by Doels | 2004-11-20 23:31 | 花哀歌
不思議な月明かり



不思議な月明かりのそんな夜
こんな月を一緒に見たいわ
そう君は言ってたね

そうだね
こんな不思議な夜は
誰もが詩人になって
愛しい人に愛を囁く

君は何もいらないと言うが
僕は違うんだよ
僕は全てが欲しい
君の全てが欲しいんだ

月が僕をそう変えた
窓から差し込んでくる
月明かりが僕の心を変えたんだ

君が欲しい
君の全てが欲しいと
僕の心が呼んでいる

君の愛の囁きを欲しがっている
月の明かりに包まれて
君と共に眠りたがっているんだ

聞こえるか?
僕の声が
聞こえたなら
今すぐ外へ出て見上げておくれ

僕は其処にいる



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by Doels | 2004-11-20 23:19 | 花哀歌
歌う花



ああ

あなたのその乾いた心に
わたしの涙を注ぎ込みたい

ああ

ひび割れたあなたの心に
花咲くようにと
命の涙を注ぎ込みたい

わたしはいつも夢を描き
叶わぬ夢を抱いて
あなたを見つめていたのです

そう

わたしの夢はあなたでした
あなたの微笑みが欲しくて
毎夜ごとに泣いていたのです

そう

あなたが叫んでいたのも
わたしは知っていました
此処まで届いたのですもの
聞こえないはずがない

あなたの心には歌の種があり
そしてそれはいつも歌いたがっている
いつもいつも歌いたがっている

だから

あなたの歌の花を咲かせたいのです
此処に咲かせたいのです
わたしが泣いているこの岸辺に

あなたの花を咲かせたいのです

わたしの心に
あなたの心に

歌う花を

咲かせたいのですよ



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by Doels | 2004-11-20 14:57 | 花哀歌
旅立つ君にはわからない



旅支度を始めた君に
僕は何も言えず
じっと暗闇で見つめてた
目を閉じたまま見つめていたんだよ
君は気付かなかったようだけれど

誰よりも愛していますと
君が呟いた
その優しい声も聞こえていたよ
ああそうさ聞こえていたんだ

夢の中で聞いていた
君の素敵な声を聞いていた
君は気付いていたのかな
僕がどんなに人恋しい奴かってことを
君は知っていたのかな
僕がどんなに君と話したかったか

そして

どんなに君に起こされたかったか
旅立つ君にはわかりはしないだろう
それこそ永遠に

そっと夢の中に旅立つ君には

きっと

わからないだろうね



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by Doels | 2004-11-20 13:39 | 花哀歌